氏神さまとは自らの住む土地をお守りくださる神様のことで、その土地で生活や仕事をする人達を、氏子と言います。
それぞれの神社にはそこで祀られる(氏神さま)御祭神が必ずおられるというわけです。(御神体はまた別です)
私の住む土地にも神社があり、氏神さまがいらっしゃいます。
大雷命(オオイカズチノミコト)
木花佐久夜姫命(コノハナノサクヤヒメノミコト)
私ごときでは、何故この御祭神方が選ばれたなどということは皆目見当がつきません。
話は変わりますが、私には、祖母が大好きだった石神井川の桜の木から娘の名前をつけた経験があります。
そして桜の由来はコノハナノサクヤヒメなのです。因みに神様物語ではコノハナノサクヤヒメと姉妹セットで嫁がされた姉神イワナガヒメは相当なブサイクだった為に、旦那神ニニギノミコトに追い返されるというくだりがあります。
日本の神々の物語は親近感があって案外面白いのです。
私も含めて多くの人がそんなことも知らずにお正月などの季節の節目や七五三などの人生の節目などに、氏神さまにお参りをしているわけです。
そんな日本人はどこか滑稽で好きなのです。