ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

会社の成績表

昨日、過去6年分の会社の決算書を見直してみました。基本的に決算書は顧問税理士から期末の決算報告を受ける時と、銀行に提出する時以外は棚の中に保管されており、あまりじっくりと見てこなかったのですが(駄目な経営者です。)、事務所内を掃除しようとした時になぜかパッと目についたのです。このように「ん?」と感じて何か行動を取る時というのは、神様の思し召しのような気がします。

決算書は前年比か、若しくは過去3期分しか意識する機会が無かったので、これを機に、前6期分を振り返れたことは、一つの収穫でした。

過去の実際の業務と決算書とを思い出しながら擦り合わせることで、非効率だったことや、改善点、今後の展開や方策などを考えることができるのです。

売上は良いのに純利が少ない期や、販管費が異常に高い期や、あまり忙しくなかったと思う期の成績が良かったりと、様々です。

私の経営方針は安定基盤を持ちつつ、少しづづでも良いので純資産を増やしていく考えです。根底には無借金経営があり、金融機関の信用格付けUPと借入枠の確保としての借入は賛成派です。

6月末が決算なのですが、後半期のコロナショックの影響がどこまで会社の成績表に影響してくるのかは未知数です。

弊社も宿泊事業はダメージを受けておりますが、その他事業は今のところ順調そうです。

しかし、不動産不況は後から遅れてやってくることが多いので油断禁物です。今年の年末くらいに頭を抱えて資金調達に奔走する自分にならないよう、気を引き締めて行こうと思うのです。

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