ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

一汁三菜

最近、朝食は「鰹節ご飯」にはまっております。白米に鰹節をかけ醤油をかけ、お供に味噌汁のとてもシンプルな朝食です。

他界した祖母が私の幼い時に良く食べさせてくれた記憶があります。

鰹節ごはんは、質素感があり、素材の味を感じて食べることで現代の裕福な食生活を顧みることができます。

食生活だけ見ても、昔と今とでは随分と環境が変わりました。

昔はソーセージや肉料理、お寿司や刺身等はとても贅沢品で滅多に食べる事ができませんでしたが、今ではいつでもどんな時でも食べることができてしまいます。

更には現代食品はどれも栄養価が高いので毎日欠かさず3食摂っていたらあっという間に肥満体質になってしまいます。

インターネットの普及により、世界中の料理のレシピを瞬時に調べることができ、多種多様の料理を食べられるのですから、増々太ってしまいます。

古来から日本人は、日本型食生活「一汁三菜」、米を主菜とし、副菜「魚・野菜・海藻・果物等」をバランスよく摂ることで健康かつ長寿を保って来たのです。

そこへ欧米や中華等、肉や油や味の濃い食べ物が広がることで、健康が損なわれてしまった訳です。(美味しいから仕方ないのですが)

しかし、日本人は日本人の体質(DNA)が古来から伝わってきているのですから、日本型食生活が当然一番身体に合う食事方法なのです。

バランスの取れた食材を少量ずつ取ることは健康・長寿の基本になるのです。

歳を重ねる毎に、「ステーキや焼肉」より、「卵かけご飯や、鰹節ご飯」の方が「美味しい度」が高くなりつつあります。

「年を取ると子供に戻る」と言いますが、食生活も「子供の時に美味しいと感じたもの」を欲するようになるということなのでしょうか。

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