ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

変わらないもの

年を重ねるごとに、物事の本質や、いつの時代でも変わらない不変的なものに興味が湧いてきました。

ことわざや、格言、四字熟語、詩、などは昔の人々が作ったものですが、現代においても、「その通りだな」と思わされるのですから、大したものです。

石川啄木の「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ」という詩が好きですが、どんな人でも今の自分がちっぽけに思える時があります。自分なりにそんな心境と向かい合い、解消していく様が見事に描かれております。詞などは読む人によって捉え方が違うもの良し、何通りにも解釈できるのですが、それでも本質は外さないものであるからこそ、未来永劫伝わっていくのだろうと思うのです。

システムプログラマーだった頃に感じたことですが、プログラムの世界は常に新しい言語が開発され、それら全ての言語を覚えようとしても頭が追いつきません。歳を取れば取るほど覚える速度も衰え、難しくなり、回転数の速い若い人には太刀打ちできない状況に立たされる気がしました。早々に「このままではいけないな」と思い、歳を取っても現役でいられる自分に合った仕事はないものかと模索しました。

不動産はある意味不変ですし、とてもスローな分野、家族持ちかつ歳の分だけ信用力もアップします。私の思う理想の環境です。

長く業界に携わる身として、不動産業にまつわる詩などを作ってみるのも楽しみの一つになるのかもしれません。

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