ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

趣味ときどき仕事が理想

親の資産を受け継ぎ、生活に困らない人というのは一定数います。というより想像以上にいます。実際は働かなくても良いのですが、子供の教育上だとか、世間体だとか、色々と面倒だから取り敢えず働いていたりするのです。実際に相続した1棟のアパートの収入が1世帯5万円×10気筒(部屋)あれば、月に50万円の収入になり、年収600万円になります。慎ましく生活するのであれば十分な年収です。月に10万円位の仕事をプラスするだけで、年収720万円になります。羨ましい限りです。私も子供3人に1棟づつ残してやりたいとは思いますが・・・。

収入はあればあるだけ、上を見れば見るほど理想は高くなり、そして欲や見栄も出てきます。理想がそちらへ傾けば、あらかた比例して時間が犠牲になっていくのが世の常です。そこそこ働いて、普通に暮らせる収入+アルファの状態であれば、残りの時間を好きな事に費やせますので、人生を十分に楽しめます。私の理想の形です。

話は戻りますが、本来働かなくて良い環境なら、いっその事働かない方が良いではないかと思います。沢山好きな事をして、行きたい所へ行き、好きな人と会い、沢山お金を使えば良いと思うのです。

私の祖母は戦争で祖父を無くしてからは遺族年金を受給しながら生活をしていました。決して裕福ではないのに、モノやお金を周りの人にあげてしまうのが趣味のような人柄でした。周りの親戚も私の父も言うのですから本物だったのでしょう。父が相続したものは実家の土地建物だけで、金銭は殆ど無かったそうです。周りの人の記憶に残り、今でも話題に出てきます。天国でも大盤振る舞いしている姿が目に浮かびます。好きなように生き、いつもニコニコしていて幸せな人生だったのだろうと思うのです。

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