ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

資本が大切

骨太の安定経営を目指す上で大切なことは会社の純資産を増やすことだと思います。決算前の節税対策でお金を使ってしまうと、支払う税金は少なくなりますが、残るお金も少なくなります。そのあたりは世の中うまく出来ています。お金を使えば10%の消費税、お金を残せば20%以上の所得税、税率だけ見ればモノやサービスにお金を使った方が罰金(税)が安いのですから、「お金は残さず使ってしまえよ」という日本のルールなのです。

また、心のゆとりは、資産と預貯金の有無に左右されます。今の世の中は「資本」を持つものが強者になれる資本主義なのですから、資本を持たなければ弱者側に立たされ、様々な苦労を強いられます。ずる賢いやり方でも資本を確立した者の方が圧倒的に有利に立つことができる世知辛い世の中なのです。

会社経営でも人生経営でも、とにかくお金を残すことから始めなければなりません。

小さな雪の玉を作り、地道に大きな雪だるまにしていくことです。

お金や資産があれば、やってくるチャンスの数も格段に違います。何もない状態ではチャンスが少ないのです。

正攻法でお金を残す為には納税の義務を果たさなければなりません。稼ぐ額にもよりますが、まともに税金を払うのであれば思ってる以上に資産は増えていきません。

とにかく時間がかかりますから、早めに始めた者勝ちになります。

結局のところ、資産を増やす公式は「稼いで納税して残して投資して」の繰り返しなのです。

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