最近、義父の仕事の手伝いで東京の竹芝へ行っております。2020年もあっという間に半年過ぎてしまいました。本来であれば、今頃東京ベイエリアは世界中の観光客が来日し、オリンピック一色の雰囲気の中、大賑わいだったに違いありません。
それに合わせるように商業施設等の大小様々な建築工事も各所で行われておりましたが、それも全てが虚しく、人気(ひとけ)の少ない閑散とした東京になってしまっております。
先日、約４ヶ月間の休業を経て東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが再開しました。報道では、「オリエンタルランド」の1月-3月期の純損失は約88億円、4-6月も休業していましたので、その倍の損失が予想されます。それだけの損失を受けても倒れない企業というのも奇跡に近いことだと思いますし、恐らく千葉県「最強」の企業なのではないでしょうか。
一方、大阪の老舗旅行会社「ホワイトベアーファミリー」がコロナ関連倒産最大の351億円の負債を負い倒産。そもそもの企業規模が違うので、この2社を比べる事自体ナンセンスなのですが、両社の命運を分けたのは財務体質であったに違いありません。
旅行・宿泊業は2020東京オリンピックに乗り、過去最高売上げを達成する夢を描き新年を迎えたことでしょうが、現実は夢にも思ってみなかった地獄の2020年になっているのです。
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