ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

無駄を省いてシンプルに

独立してからは、企業戦士だった頃に夢を見ていた「業務を限りなくシンプルにしたい」ということを自分なりに実践してきました。元々、必要なものがあるべき場所に無いとイヤなタイプの自分は、気が短く、イライラしない為にも自分の周辺だけはシンプルにしたいと考えているのです。ひとり社長をしていると、良くも悪くも全て自分で決断実行しなければなりません。事務所の模様替えや、大掃除、データのフォルダ階層作りや、不動産に関わる書面づくりやフォーマット、会社のイメージ等、その他全て。

当然、自分では出来ない事は有るわけで、そのようなタスクは速やかに外注します。しかし、基本ケチな自分は、多少の事は自分の勉強とスキルアップと思いチャレンジします。

昔、特に不要と思った「業務日報」は、管理職側からすれば(部下の把握と上席に報告する上でも)必要なのですが、報告する側からすれば「無用の長物」であり、精神的にも、上司からの行動監視や、自分の行動に不信感を持たれているのか?と疑心暗鬼になってしまうものだったりします。特に営業職については、数字で縛られているのであって、時間や行動を管理したり縛ってしまっては、個の力が発揮できず、持ち味の縦横無尽さが半減してしまいます。

「外回りから業務日報を書く為に会社へ戻る」良く聞く話です。社員の人数にもよりますが、私は「直帰」がスマートで、経営者も労働者もWINWINだと思うのです。一方で、とある経営者は、「労働者はできるだけ時間的拘束をしなければ、余計な事を考え始めるから」という理由でブラック的に拘束しています。

そもそも「無駄を省け」の無駄の認識が人それぞれなので、正解は無いのかもしれません。

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