先日の出張の際に、伊豆国一之宮である「三島大社」へ参拝に行ってきました。
前回は、雪が積もる寒い時期で、時間の関係もあり、鳥居の前を車でスルーでしたので、リベンジが果たせました。
流石は一之宮、荘厳で凛とした空気が張り詰めておりました。
伊豆の名工小沢半兵衛・希道父子一派の彫刻は、精巧で美しく、思わず細部まで覗いてしまう程の素晴らしい技術です。
伊豆に流された源頼朝が源氏の復興を祈願しに参拝した時、腰を掛けたという「腰掛石」等もありました。
運営管理する宿泊施設は江の島・鎌倉エリアで、多少所縁がある場所なのですが、当時の人々が、源氏の総本山である鶴岡八幡宮から、三島のこの地まで車無しで来ることは至難の業であったに違いありません。昔の人の移動におけるタフさは想像を絶するのです。
御祭神は、山祇命「おおやまつみのみこと」、積羽八重事代主神「つみはやえことしろぬしのかみ」の二柱の神を総じて三島大明神「みしまだいみょうじん」と称しているそうです。山祇命は、天照大神の命を受け降臨したニニギミコトが一目惚れした絶世の美女「コノハナサクヤヒメ」の父であり、積羽八重事代主神は出雲大社=大国主命の子供であり、恵比寿様でもあります。どうしてこの二柱の神がセットなのかは知る由もありません。
二礼二拍一礼の二拍の時に「パンパン」といい音を鳴らす事ができたので、私にとって相性が良い神社であるに違いありません。
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