ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

反対運動の是非

弊社の2件隣の大きな土地(擁壁)は、数十年間更地の状態で管理されております。

ひとり社長がこの場所に引っ越して来た時には既に更地で、近隣の人へのヒアリングによると昔アパートが火事で焼失してから更地のままらしいのです。

擁壁も高いところで4M程あり、フェンスも無いので、迷い込んだ子供が万が一落ちてしまえば、間違いなく大怪我です。

昨年、10年ぶりにマンション建設計画が発足しましたが、10年前と同様に、近隣住民から猛反対を受け、話が止まっておりました。が、昨日、建設会社の担当が突然現れ、8月20日から工事が始まる旨を近隣住民に説明して周ったそうなのです。

近隣の方々はご高齢者が多く、このエリアに後参入の私が不動産屋である事も興味が無かったようですが、マンション建設問題再燃で業種がバレ、専門家扱いされた挙句、矢面に立たされそうなったのでした。

基本的に違法建築物で無ければ文句の付けようが無く、手立ては限られているのですが、ヒートアップしている近隣の方々は、今の生活環境が変化する事への不安と恐れを建設会社へ猛アピールし、建設反対を唱えるのです。

私見的には、一住民としての意見と、不動産屋や建築会社の立場としての意見が入り乱れ、何方にも強く肩入れできない立場であることが、スカッとしないのです。

高く危険な擁壁の土地が放置されるより、新築マンションが建ったほうが良いですし、とは言え、建設予定のワンルームマンションが建てば、地域に関心の無い単身者が大勢流入することにより、地域の輪が乱れる事必死で、不審者も多くなる可能性もあるのです。

どちらにせよ、違法建築物で無ければマンション建築を止める事も出来ないので、治安を守ることの配慮を、建設業者又は建築主へ提案するしか方法は無いと思っているのです。

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