ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

保険のしくみ

不動産の仕事の関連業務に「保険」があります。保険にも種類がありますが、昔、不動産の業務に欠かせない「損害保険募集人」の資格の勉強をした経験があります。「とても退屈」の一言でした。興味が沸かないので全然頭に入ってこないのです。損害保険のテストの種類は「火災保険」「自動車保険」「地震保険」と3種類ありましたが、その中でも一番記憶に残ったことが、高等数学を用いて不幸発生率を導き出し、胴元が負けないゲーム作りをしているという点でした。

例えば、ある種の建物の火事の起きる確立を導き出し、利益分を乗せて、保険料を設定するのです。客=加入者は不測の事態が起きた時に、得するか損するかですが、胴元の保険会社は全体確立で必ず勝つようなルールになっているのです。更には保険会社自身が保険に入っていたりと、負けないルールが2重3重にもなっているのです。

途轍もない仕組みなのですが、カジノやギャンブルに近い発想なので、自分が客の立場であれば近寄りがたいのです。ましてや、この歳で保険会社の下請けスタッフになるのもどうかなと思ってしまったのです。

また、保険会社の代理店になると「ノルマ」を課せられます。弊社も、ある保険会社の代理店だった頃、年間○○件は必ず契約を取らなければ「講習会」と言う名の「反省会」へ行かなければなりませんでした。不動産の業務の一環で保険を取り扱うだけで、あたかも保険会社の下請けのような扱いをされることに腹が立ち、馬鹿馬鹿しくなってこちらから代理店契約を辞退したのでした^_^

とは言え、保険会社で働く人を非難するわけではありませんし、この歳で無保険も考えものですから最低限の保険は加入済みです。保険とは適度に付き合うことにしているのです。

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