ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

祭りのパワー

地元では、毎年9月になると毎週のようにお祭りが開催されます。小・中程度の神社が多くあり、毎週末はどこかしらで縁日があり、沢山の露店が並びます。生まれも育ちも地元の私は、お祭りでしか会えない同級生や先輩後輩が沢山います。残念な事に今年は「年イチ」での顔を合わせるチャンスは無さそうです。殆どのお祭りや神輿は中止との事で、生まれて初めて「お祭りの無い9月」を経験することになります。

お祭り事があれば、普段出不精の人でも外に出てお金を使い、そんな埋蔵金により地域が活性化します。親の財布の紐も緩み、子供達はお小遣いを貰い、気持ちよく消費します。お祭りが終われば、そのまま居酒屋に流れ、どこの飲み屋も満席です。

経済的に考えれば理想の形です。全てが、気持ちよく、楽しく、そしてお金が回っている状態です。一瞬ですが、誰からも強制されず、かつ自然体で、理想の社会構造になる「お祭り」は、「神様の力」が宿っていると考えて間違いありません。

お金は使わなければ回って行きません。貯めてばかりのお金は淀み、運気は落ちて行きます。しかし、今の時代は、お金を使いたくなる時流ではありません。明るい未来が見えない為、消費に関しては内向きにならざる得ないのです。

誰しも、楽しい人生を送りたい筈で、楽しい事にお金を使いたいのですから、どんどんお祭り事をやるべきだと思います。

例えそこで、コロナクラスターが発生しても、皆が自己責任と思っていれば、誰かを追求することも無くなり、誰かが責任を取る事も無くなります。そして、その考えが方が社会に定着すれば、様々な主催者は催し事の開催に踏み切っていけるのです。

実は、コロナとの戦いは「心理戦」なのかもしれません。

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