ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

調査の仕事

不動産売買契約時の重要事項説明書に記載する内容が年々増すばかりです。

物件謄本・測量図・公図・建物図面等の取得は法務局へ足を運びます。業者間取引であればネットで取得したものでも良いのですが、エンド対エンドの取引の場合はそうも行きません。

役所調査では都市計画課・道路課・建築指導課・上水課・下水課・宅地開発課・環境課・区画整理課・河川課・防災課・教育委員会・都税事務所or資産税課などへ足を運び、資料を集めます。

現地では、前面道路に対する間口の長さや、隣地境界石、越境、建物傾斜、高低、法地、地盤沈下、高圧線、敷地内電柱、ライフラインなど、多岐に渡り調査します。

マンションであれば、管理費・修繕積立金の額や滞納額、大規模修繕工事有無、駐輪場、駐輪場の有無と料金、管理規約の内容等。

それら集めたデータを重要事項説明書へ反映していきます。パソコンが使えない人は到底無理な作業となります。

何度も何度も添削修正し完成させます。その他に売買契約書、媒介契約書、金種及び精算書、銀行関係書類、引渡し完了書類などを作成、移転登記のやりとり、身分証明書、実印、登記識別情報通知書の確認、契約・決済の場所とスケジュール調整。

また、買主と売主とでは必要書類や勝手が違います。

ひとり社長の会社は買主にもなり、売主にもなり、仲介も行います。

遠方であったり、借地や自主管理マンション等の「調査の重い案件」が同時に始まると流石に苦労します。

いつも、オフィスと頭の中は整理整頓しておく必要があるのです。

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