ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

値段と価値

毎日買い物をしているベテラン主婦ともなると、店頭に並ぶ生活用品や食品などをパッと見ただけで「安い」とわかる特殊能力が身についていたりします。

また、記憶力も然ることながら視野の広さや視力も良く、広い売り場から選りすぐりの品を見つけ出してきます。

生活用品に限らず自分が注目している分野の品で、一目で見ただけで「安い」と思えるようになれば、プロの域まで近づいているように思います。

人は一度安い価格で購入できてしまうと、それ以上の値段を出そうと思わなくなる傾向が見られます。私が食材を持って近づくと「いくら?」、「高いからまた今度」と食べたいモノでも却下されてしまいます。

不動産も同様で、家を借りたり買ったりする時は最低でも半年前からリサーチすることをお勧めします。

先ずは、ある程度の相場を掴み、「値段が安い理由は何なのか?」「値段と価値が見合っているのか?」等の検証を繰り返す間に「選りすぐりの一品」が見えてくるようになります。

私は読書が好きで月に何冊も本を買いますが、文庫本であれば100円~300円なら「安っ」と思い即買いしてしまいます。新書は平均1500円くらいしますから、ピークアウトを狙って安く買う事で、本を買う動機を失わないように心掛けています。

「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、本においては「高物買いの銭失い」になるケースも沢山経験しました。何でも、「高けりゃイイ」ってものでもない世の中なのです。お金は有限ですから大切に使う能力も伸ばして行かねばなりません。

f:id:one_president:20210120134625j:plain

「ひとり社長の備忘録」毎日更新中! ★いつも当ブログへお越しくださり有難うございます★