ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

真の目的

Iターンを夢見ていた20代の頃、「夫婦で移住してペンションオーナー」という記事を雑誌で読みました。海外から帰国した後、次の一手を探っていた私は衝撃を受けました。

今でこそ当たり前かもしれませんが、広い土地を買いログハウスキットを購入して次々とDIY建築する強者もいて、読んでいてワクワクしました。

30代になって南房総に別荘を購入すべく、友人と不動産会社に相談に行った時に紹介されたFront Yardは、綺麗な芝生のドッグランの真ん中にトレーラーハウス(エアストリーム)が置かれ、そこに宿泊できるという夢の施設でした。Front Yardの店主はトレーラーハウスの売買がメインの仕事で、宿泊施設は趣味が高じて始めたとのことでした。

いずれも夢があってワクワクする生き様なのです。

しかし、その収入で生活するとなると夢ばかり見ていられません。正に夢から現実に戻されるます。派手に見える仕事ほど、懐事情は厳しいといった話は山ほどあります。

「地味に見えても、自由な時間とお金がある生活」という生き方もアリだと悟れたことは、大きく私の人生を変えました。

就きたい職業の先にあるものが「真の目的」であり、この部分に答えを出さなければラットレースからは抜け出せないのです。

「本当の夢」と「見てみたい夢」は別物です。言い換えれば「やりたい事」と「やってみたい事」は本質的に違うのです。

「真の目的」に向かって着実に階段を上ることが、人生において最適解なのであります。

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