ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

ひとつのプロジェクト

長年所有していた借地権戸建を手放す時が迫ってきました。借地権が設定されていると、その土地所有者(地主)に譲渡(借地権付き建物売買)の承諾を取り付けなければなりません。いわゆる譲渡承諾書です。譲渡の承諾もタダではなく、譲渡承諾料たる金銭を地主へ支払う必要があります。

今回の地主は有名なお寺で、お寺付きの不動産会社経由で譲渡承諾料の額をヒアリングしていたところ、昨年末に返答があり、口頭で「83万円です。」と言われたのでした。

譲渡承諾料の算出方法は概ね、借地権価格×10%と言われており、借地権価格は、路線価図から算出します。

この算出方法からすると、弊社購入時に売主様が支払った譲渡承諾料95万円は、ほぼ正確な金額となり、今回の売却時に弊社が支払う83万円は「お値引き」されていることになります。嬉しい誤算です。

約6年間の賃料収入(インカムゲイン)は手取りで700万円弱。+譲渡益(キャピタルゲイン)+投下資本が戻ってきます。このプロジェクトは友人との共同事業でした。

インカムゲイン(ずっと保有)、キャピタルゲイン(再販)、インカムゲインキャピタルゲイン(賃料収入をもらいつつ、良いタイミングで売却)、仕入れ時にこの3種類のいずれかを選択します。無い頭で、あーでもない、こーでもないと考えるのです。

この事業には、「案件を自由にアレンジできる」面白さがあり、それが楽しくて仕方ないのです。すべては「発想」次第なのです。

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