ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

風災・震災どっち?

2月14日に福島県沖で発生した地震の影響で、社有している戸建の隣地境界ブロック塀が倒壊しました。怪我人が出なかったことは不幸中の幸いです。

当社では、物件を短期間でも保有する場合は保険に加入するようにしています。

今回勉強になったのは、風災と震災では保証の算出方法が違うという点です。昨今、台風による家屋への被害が多発した影響で風災による保証を受けたことがありますが、その場合、写真と復旧工事の見積もりを保険会社に送り、保険会社側が見積もり内容を最終精査し、承認されれば全額が入金されました。

震災の場合は、予め設定された建物価値×一部損壊〇%が上限というように決まっており、復旧にかかる見積もり金額の全額が保証される訳ではないということです。

今回の加入条件では一部損壊が5%と設定されていた為、〇万円の保険金が支払われるそうですが、裏を返せば保険金額内に工事を納めなければ損失が出てしまうというわけです。実際は、地震でグラつき、その後の強風で倒壊したかもしれないのに、なんとも厳しいジャッジです。

とは言え、多少なりとも保険金が下りることは有難いことです。建物には必ず保険を掛けることをお勧めします。そこをケチると必ず後悔します。

また、加入した保険は退去したり売却したりした日を境に解約手続きを行なえば、残存日数に基づき「解約返戻金」が戻ってきます。しっかりと受け取ることをお勧めします。( ´艸`)

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