ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

仕事に感謝

昨日、不動産売買の契約が無事に終わりました。コロナ渦でほぼ定着した持ち回り契約でした。ここ数年で契約時に売主買主が顔を合わせることが随分と少なくなりました。

仲介案件でしたので、わが社で売買契約書や重要事項説明書などを作成するのですが、物件の詳細にふれるにつれて次々と不明な点が出てきて思ったより手こずりました。

公図上、接道する北側の道路と当該敷地の間に細い水路があるのですが、その水路が道路の一部なのか水路単体なのかを証明する資料が区役所に保管されておりました。初めの調査では出てこなかった資料が、2度目の訪問時に聞き方を変えたら出てくるという、なんとも役人らしい仕事っぷりに翻弄させられたのでした。

それに加えて、普通の道路台帳等はお金を払えばその場で写しを頂けるのに、道路台帳より簡素なその資料は別の手続きを経て2週間後に発行されるという、謎の請求手順です。ルールなので仕方ありませんが、先進国である日本のデジタル化の遅さを痛感するとともに、近い将来、「古い国ニッポン」に成り下がってしまうのではと懸念するのです。

不動産売買仲介の業務の中で、物件の重要事項説明書の作成が一番ボリューミーで難しく、時間と手間がかかります。地味で細かい仕事なのです。( ´艸`)

同時進行している2つの売却案件も漸く大詰めを迎えそうです。売主様の売却意思が固まれば、契約書類作成の地味な業務が始まります。

何はともあれ、依頼者に感謝される仕事を心がけ、感謝の気持ちを持って日々精進していきたいと思うのです。

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