数人の会社の社長であれば経費として落とせる「役員報酬」は高め一杯に設定してもおかしくありません。
会社にお金を残しても自由に使える訳ではないし、それならば個人に落として自由に使えた方が気も楽だからです。
法人と個人どちらにお金を残すか。このテーマを深堀して行くとどちらも一長一短なことに気づきます。経費、所得税と法人税、贈与と相続税、役員報酬など。「長期で見た場合の自分と会社のスタイル」に合う方策を練り、その都度柔軟に対応して行くことが望ましいのではないでしょうか。
現在、わが社の役員報酬は「低め」です。その分、内部留保が少しづつ厚くなり財務体質が強固になりつつあります。内部留保といっても、この商売なら数か月分の利益くらいのものですが、小さなわが社には大金です。わが社は省エネ体質の会社なので、そこに「お金が減らない強み」が加わると内部留保の価値が俄然上がるのです。
「稼ぐ仕組み」と「減らない仕組み」、わが社で言えば後者が先行しています。普通の会社とは少し違う考え方です。
減らない状態で稼ぐとどうなるか。そうです、貯まる一方なのです。このサイクルが整うと仕事を選べるようになります。嫌な仕事は無縁となり、仕事も人間関係もストレスフリーに突入します。
わが社もまだまだ盤石とは言えませんが、ストレスフリーに向けて少しづつその階段を上って行きたいと思うのです。
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