ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

不動産ブローカー

不動産業界にはブローカーと呼ばれる人が一定数存在します。儲かりそうな案件を見つけると何処からともなくウヨウヨと現れてきます。ブローカーの中でも良し悪しがあり、全く何もしない人もいれば細かく動いて下さる人もいます。

共通して言えることは「顔が広い」ということ。唯一の武器と言っても過言ではありません。契約内容の詰めや重説の作成読み合わせ等のスキルは低く、とにかく「繋ぐ」ことに全力を尽くすのです。( ´艸`)

正式に取引上に身を出さない為、身分証を拝見する機会も無いことから名刺と本人が同一人物なのかどうかも判断できません。偽名かどうかの判断もつきませんし、名刺の法人に本当に属しているのかどうかも分かりません。その都度使い分けできるように何社もの名刺を持っていることが多いものです。

不動産取引で正式に報酬を受領する為には「不動産業免許」が必要です。そして不動産業の免許を維持するには「独立したオフィス」と「宅地建物取引士」の常駐が必須となります。殆どのブローカーは両方若しくはどちらかが欠けていて、自分だけでは正式に報酬を得られない為、お互いに足りないものを補完しながら生きています。( ´艸`)

わが社は小さいながらオフィスがあり宅建士がいるので宅地建物取引業者としてオフィシャルで活動できると言う訳です。

話は変わりますが、アメリカと日本では不動産流通の仕組みが違います。日本よりアメリカの方が合理的で公平性が保たれており仕組み的に優れているのですが、何でも真似っこの日本がその仕組みを取り入れない理由は大手財閥系の忖度があるからなのかもしれません。( ´艸`)

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