ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

宿根草

日々「次の一手」を真剣に考えております。話によれば、ビジネスパートナーの一人が湾岸エリアで商売をする為に協力会社8社による協同組合を発足させるとのこと。それにより公共事業等への入札も可能になるそうです。なんとも大きな話です。( ´艸`)

会社のビジネスモデルを変えて行くのは情熱とお金と時間がかかります。元々、新しい一手を考えるのが好きだった私も最近は歳のせいなのか、その性格は影を潜めています。

華々しく見える周りの進化は、冷静に見ていると苦し紛れの一歩である場合も少なくありません。

開業3年後の生存率は50%だそうです。華々しくスタートした会社の半分が廃業して行く現実があります。「資金ショート」が廃業理由の大半を占めます。

可憐な花をさかせ、一年で枯れてしまう「一年草」のようなものではなく、厳しい環境に耐え忍び、生き延びて、暖かくなれば返り咲く「宿根草」のようなビジネスモデルの構築を私は理想としております。

わが社のような小さな会社が「新しい取り組み」や「販路拡大」を検討する場合、それが基幹業務の深掘りに繋がる一手であるべきだと思っています。

闇雲に手を出すのではなく、今ある「パイ」を大切に育てながら無駄を省き効率を上げ、広げて行く。そんなイメージです。

ちなみに開業10年後の生存率は25%だそうです。

我が社もあと一年でその域に達します。

生き残れているだけで、成功と言って良いのかもしれません。^_^

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