ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

生き証人

昭和19年生まれの父親が生まれた次の年に東京大空襲がありました。生まれたばかりの父のいる東京の上空をアメリカの爆撃機が飛んでいたのです。

父が言うには、TV越しにウクライナの小さな子供を見ると自分も同じ境遇だったことを改めて思い知るし(記憶はありませんが)、今こうして生活していることを不思議に思うのだそうです。( ´艸`)

隣国のポーランドに避難している人を見ると千葉県への疎開と重なるし、地下室で避難している人を見ると防空壕への避難と重なるそうです。※本人は記憶はないそうですが、母親から話を聞かされたそうです。( ´艸`)

ボロボロになった日本は戦後僅か10年で復興を遂げ、さらにその後は高度成長期に入ります。そして戦後30年足らずで不死鳥のごとく蘇りました。( ´艸`)

朝鮮戦争の勃発や地政学的な影響も大いにありますが、この劇的な日本国の復活は世界でも稀で「奇跡」としか言いようがありません。( ´艸`)

今のウクライナが当時の日本のような奇跡の復活劇を果たして欲しいと父は願っているそうです。( ´艸`)

父の住んでいた家屋は火事で全焼し、数枚残った写真に写っているのは「下駄を履いて父を抱っこしている祖母」。今どき「下駄」なんか見ないよなーと父は笑っていました。( ´艸`)

昔話を後世へ伝えて行く為には、今のうちに「生き証人」から沢山話しを聞くことが大切なのだと、思い直したという話です。( ´艸`)

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