ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

思い出

その昔、私がお勤め人だった頃の話です。

JR〇線駅徒歩7分位に建つ区分所有マンションを競売で落札しました。平成モノの建物で、下はちょっとした商店街、買い物も便利です。2位(次順位)と少し金額が離れていたので「?」と感じていました。現地調査時には、共用部にやけに防犯カメラが多いなとも感じておりました。

後で知ったのですが、そのマンションの最上階に住む女性が屋上から侵入した泥棒?に殺されてしまったのだとか。未だに犯人は捕まっていないようです。

運悪く、その真下に位置する部屋を競売で落札したのでした。

完全に事前調査不足なのですが、当時は棟内または他の部屋の事件事故までの調査を求められていなかったので「スルー」しておりました。※案の定、それ以降調査項目が増えたのでした。( ´艸`)

「殺人マンション終わった」( ;∀;)。という気持ちと、「場所とモノが良いので大丈夫だ」という強い自己暗示とが交差したのでした。

内装工事をして、攻めの販売価格を設定し、いざレインズ登録したところ、ものの一か月程度であっさり売れてしまったのでした。( ´艸`)

市場は「そんなの関係ねえ」ということなのでしょうか。( ´艸`)

不安とは裏腹にいい感じの利益率で、周りからは褒められるし、人生は何が起こるか分からないものだなと感じたのでした。( ´艸`)

今回調査した物件のすぐそばに立つそのマンション。「懐かしいな」と思いながらエントランスを覗いてみると、あの時と変わらず「やけに多い防犯カメラ」が目を光らせておりました。( ´艸`)

★ひとり社長の備忘録」毎日更新中! ★いつも当ブログへお越しくださり有難うございます★