ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

買取案件

3年ほど前に取引をした某私鉄駅前の不動産会社の社長から連絡がありました。既に売却したアパートのトラブル話なのかと思いドキッとしたのですが、買取案件の話と聞いてホッとしました。( ´艸`)

今回の案件は都内の土地。既に建物は解体されて更地の状態です。所有者は不動産会社と聞いて「高買いしてハマったのだろうか?」と疑問を抱きます。

売却理由を聞くと「不動産会社が一度購入し、解体更渡しで建売業者が買う予定だったが、過去にその建物内で自殺があったことが近隣居住者のヒアリングから判明して建売業者にキャンセルされた。」とのこと。

初めの売主まで話が遡りそうな危険な予感がビンビンします。( ´艸`)

転売しようとした不動産会社は他の買主が見つかれば文句は言いません。しかし、見つからない場合は・・・。

仲介会社としては売主の告知義務違反とは言え調査不足を指摘される可能性が高く、早く別の買主を見つけて収束させたいだろう案件です。( ´艸`)

送られて来た登記簿を見ると条件付所有権仮登記がなされ、条件は売買代金完済です。要するにワンツーケツカッチンスキームが崩れたのでしょう。( ;∀;)

抵当額が記載されていない為、いくらで購入したのか予測がつきません。そして、43条但し書きの建築条件がついています。( ´艸`)

ちょっとわが社では対応し難い案件のようです。( ´艸`)

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