8月31日は亡き我が娘たちの命日です。22年前の今日、私たち夫婦は二つの命を同時に失いました。
双子の娘は当初から片方の子の成長が遅いことを指摘されてきましたが、徐々にその差が顕著になり、前日の8月30日に主治医から呼び出されて手術同意書にサインしました。
翌朝、突然容体が悪化して小さな子の方が胎内で亡くなり、緊急手術を行いもう片方の子を出産しましたが既に悪い血が回ってしまい、生まれて数時間で亡くなりました。
NICU内で数時間にも渡り延命措置を行ってくれた先生の姿が今も瞼の裏に蘇ります。
妻は相当なショックを受けてその後1年間ほど心身ともに喪に服しました。
始めに胎内で亡くなった妹方は流産、出産後亡くなった姉方は死産と扱い方が違うことをその時に知りました。併せて、姉方は出生届と死亡届を同時に提出したのでした。
命・・・いのち、天や神の意志、めぐり合わせ。
結・・・むすぶ、ばらばらのものを一つにまとめる。
血のつながっていない他人の私たち夫婦を繋いでくれた娘たち。
姉を「命」メイと名付け
妹を「結」ユイと名付けました。
その後、毎年8月30日は家族皆が集まり二人の「誕生日会」を開催しています。
今年は台風の影響で午前中に行く墓参りができていませんがどうかお許しください。
22年前の今日は雲一つない晴天でしたが心は闇へと落ちて行ったのでした。
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