ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

ミエリンを鍛える

何を極めるにも、とにかく「反復」が必要です。「慣れ」から始まり「癖」になり、無意識に勝手に身体が反応するまで、とにかく「反復」練習が大切です。

更に、周りの音が聞えない程の集中力をもって反復することで、より深く、きめ細かく身についていくのだと思います。

20代前半のころ、パソコンのブラインドタッチを夢中になって繰り返し練習していたことをフッと思い出しました。

あしたのジョーのボクシングゲーム式で、出題される文章を打ち込むと「パンチが打てる」当時では、たいへんユニークなものでした。おかげで多少は打てるようになったのでした。

ものは試しにに先程一発勝負で計測してみましたが、1分間で「日本語150字、正タイプ数258、誤タイプ数8、計266打」と、おじさんの割には、まあまあといった感じでしょうか。

人間の動作や思考はインパルス(神経回路を流れる電気信号)を伝える神経線維から成り立っており、「ミエリン」は銅線を覆うゴムのような絶縁帯の役割で神経線維を覆い、インパルスの「放電」を防ぐ能力があるのだそうです。

反復練習により神経細胞が正常に発火する度に、ミエリンの層が増えて厚くなり絶縁効果が高まり、電気信号を「正確に、早く、強く」伝えられるようになるそうなのです。これこそが科学的の力で解き明かされたスキルアップの仕組みだということです。

恐らくインパルスが放電してしまうことで、信号が正確に伝わらず、細かいミスが生まれるということなのでしょう。

自分で極めたいものが見つかったとすれば、とにかく正しく反復練習を行い、ミエリンの層を厚くし、神経回路を走るインパルスの放電を極限まで少なくすることで、プロ並みのスキルが身に付くということです。

いわば「反復練習=ミエリンの層」というわけなのです。

 

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