ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

ミニマリスト

普段から不要なモノはなるべく「早く捨てる」ように心掛けております。

郵便物等は最たるもので、あっという間にスネ高のゴミ箱が満タンになります。

迷いどころは、早めに買い替えておこと新しいものを購入した場合の「まだもう少し使えそうな古いモノ」です。

新しいモノを使い始める為、古いモノは殆ど使わないのですが、何かあった時の為にと油断して置いておくと負の遺産のごとく「マイナスオーラ」を出しながらスペースを占有するのです。

最近は、そういった「負の遺産」は思い切って捨ててしまうことにしております。

近年、断捨離やミニマリストという言葉や行動が流行っておりますが、モノが無かった時代からモノが溢れて困る時代を生きてきた人々が、シンプルライフへ原点回帰していこうとする流れがあるのだろうと考えておりました。

ミニマリスト系の本を何冊か読んでみて気づいたことですが、私が理想とするシンプルライフとは少々違い、「極限的にモノを持たない」生活を送る方が結構いるのです。

達人者ですと、引っ越す時は「トランク1つだけ」なんて人もいるくらいです。

最低限必要なモノしか買わず、節約して家で過ごし、部屋はガラーンとしていて(昔でいう直ぐにたためてしまえそうな事務所のように)欲しいものは中古で購入する。

今後、そのような人々が増加の一途を辿るのであれば、日本経済はどうなってしまうのでしょうか。内需が冷め切ってしまい、景気悪化は否めません。

本来であれば、沢山稼いで沢山買わなければ景気は良くならないのです。

日本経済はバランスを崩し、普通に働いたとしても年収200万~300万円という人が急増しております。働いても働いても中々生活は楽になっていきません。「ミニマリスト」という聞こえの良いフレーズを、急増するワーキングプアの切迫した生活状況を美化する為に、誰かが流行らせているように感じてしまうのです。

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