ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

若い頃に「不労所得」というキーワードに憧れたことがきっかけとなり不動産業界に入り今があるのですが、一般的に家賃収入などの「不労所得」は実は「有労所得」であって、決して何もしないで得られる収入ではないということに後になって気づきました。( ´艸`)

「労」とは心と体を使ってそのことに努めること。と、辞書にも書いてある通り、借入や投資を行うのは精神的に大きな重圧がかかりますし、賃借人との人間関係を構築するのもコミュ力が必要になってきます。建物維持管理に関しては共用部の掃除や草刈り、ごみ集積場所の掃除や電球交換など多岐に渡るタスクがあるものです。( ´艸`)

アパートの前に大きな犬の糞などをされた場合、誰が掃除するのでしょうか。賃借人は掃除などしてくれません。仮に清掃員を雇ったとしても、清掃員の管理や支出管理というタスクが増えますので不労という訳にはいきません。( ´艸`)

だとすると、貯金したお金を株式投資に回して得られる利益のほうが不労所得に近い収入だと言えます。タイミングを見てポチっとして後は忘れてしまい、気付いたら増えていたなんてケースは最たるものです。※減る場合もありますが。( ´艸`)

この歳ぐらいになると労して得た所得の方が貴重な経験も相まって価値が高いことに気づくのです。( ´艸`)

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