マイクタイソン(54)とロイジョーンズJr(51)のエキシビジョンマッチを観ました。久しぶりに「感動」と「ワクワク」を頂きました。
現役時代を彷彿とさせるマイクタイソンのスピードと破壊力と試合ぶり。54歳にして、あの身体を仕上げてくる意識の高さとストイックさ、「圧巻」の一言でした。
試合後のインタビューではロイをリスペクトするなど、イケイケだった昔とは違いどこか「達観」していて、強いだけではない「超かっこいいオヤジ」になってくれていたことは嬉しい誤算でした。
恐らくこの１試合で、長らく眠っていた世界中の「タイソンファン」が復活したことだろうと思います。本人の言葉通り、コロナ渦の世界中の人々に「夢」と「希望」と「勇気」を与えることができたのではないでしょうか。※ロイも頑張っておりました。
何にでも共通しますが本番(目標達成)に向けた「準備」は「基本のき」であり、準備不足だったであろうロイジョーンズJrは至極当然の分りやすい結果を出しました。
準備も「心」と「身体」の二通りあり、それぞれをバランス良く仕上げて本番にピークを持っていくことは、現役時代に何度も反復したことによって染みついた能力なのだろうと思います。
それにしても15年前に引退したアスリートがここまでできるものなのかと驚かされました。競技は違いますが、日本人でいえばイチローに期待したいと思うのです。
人間、本気を出せば成せるものだと、改めてマイクタイソンが教えてくれたのでした。
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