ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

乖離

先日、不動産仲介業の担当者と会食を致しました。彼は37歳で某上場不動産会社のバリバリの営業課長の肩書を持っており、入社8年で課長まで昇進した敏腕営業マンです。( ´艸`)

とはいえ、8年足らずで課長まで昇進できるのは不動産会社特有の昇進スピードであり、良くも悪くも業界の慣習であります。

現在の年収は1200万円前後、4人ユニットのリーダーで月に6件(4人で)の仕入れが最低ノルマなのだとか。( ´艸`)

通常、物件を仕入れた後は内装工事のプラン立案から発注、工事の進捗管理を経て最終チェックを行い物件を売りに出します。物件を公開すると問い合わせに対応し、契約、決済後、アフターフォロー、クレーム対応と仕事が続きます。( ´艸`)

私が勤めていた会社はキャッシュ力はありましたが従業員を増やさず少数精鋭で最大の利益を上げる方針でしたので、物件の仕入れから売却後のクレーム対応まで全て担当者一人で完結せねばなりませんでした。なんなら競売業者でしたので占有者交渉や強制執行等の仕事もあったほどです。( ´艸`)

彼の会社は各部署できちっと分業制を取っており、営業は仕入れと売却の契約決済だけが仕事なのだそうです。売却対応やリノベーション、アフターフォロー、クレーム対応はノータッチでいいなんて夢のような職場です。( ´艸`)

年収にしても私はMAX600万円でしたので雲泥の差です。仕事量や年収に大きな乖離があるのは時代もそうですが働く職場で大きく違うことを再確認したのでした。( ´艸`)

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