感覚論ですが、仕事を丁寧に教えて出来るようになる人は少なかったように思います。
部下の中でも、出来る人は手取り足取り教える必要なく、自分で率先して行動し、失敗し、試行錯誤していきます。ポイントやコツを教えるだけで、一から十まで教える必要が無いのです。
逆に丁寧に教えてあげなければならない人は早々に退職していきました。恐らく元々がその人の肌に合わない仕事なのでしょう、苦手なので覚えも悪く、結果を出せないのです。
部下を持つようになると、「どうしてこんなことすらできないのか?」と思うことは沢山あると思います。自分の物差しで部下を見てしまう為でしょう。
出来ない人の仕事レベルが低すぎて、イライラ、ストレスが溜まっていくのです。
しかし「できない人ほど気づかせてくれる」ということがあったりします。
「どうしてできないのか?」を落とし込んで考えて行くと、日常的に見落としていた大切な事に気づくのです。
基本的に仕事は誰でもできるような仕組みを作る事が大切です。しかし、自分の保身の為に自分しかできない仕組みづくりをする人が沢山いる為、思うように業務がオートマティック化されません。自分でなくても良いということになれば、会社からいつ切り捨てられてもおかしくないからです。肝心なノウハウを隠している人が多いのです。
しかし、そこを怖がらずに改革できる人間が、「できる人間」なのだと思うのです。
なぜなら、人がやりたくないことを臆せず平気でできてしまう人間だからです。これこそが上司に評価されるポイントだったりするわけです。
「出来ない人から気づきを得て、出来る人になって行く」これも一種のノウハウなのです。
急いでもダメだ。大切なのは間に合うように始める事だ。
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