ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

自分の器

「こんなもんじゃない」と思う20代、

「こうしたい」と考える30代、

「こうありたい」と行動する40代、

自分がどういう人間なのかというのは歳を重ねるごとに徐々に理解していくものだと思います。

若い時は「自分はなんだってできる」、

「どんな人間にもなれる」と云った根拠不明の自信があったりします。

ある意味、良い夢を見ている状態です。

今40代の私は決して「上場企業の創業社長になれる」や「プロスポーツ選手になる」なんて微塵も考えません。

自分の可能性を自分でセーブしてしまっていると考えることもできますが、数ある夢の中でも実現可能な夢を選択することが現実的なのです。

まず自分の器を計り知り、正しい現在地の確認を行い、そこから一歩づつ歩み始めることが夢実現の近道なのではないでしょうか。

私自身は自分の器を「大体こんなもんだな」と分かり始めております。

その器が、たとえ小さくとも恥ずかしいと考える必要はないと思うのです。

自分の器の範囲内でいくらでも幸せな生活が送れますし、それなりに夢を叶えることもできると思うからです。

ところで、器と言うと「大きい」「小さい」とサイズ感の概念で考えがちですが、「丸」や「三角」などの形で考えると人格を捉えることもできると思います。また、「浅い」や「深い」という見方なら、「知識や思慮や懐」などと捉えることもできます。

そうなると「色や素材」にも拘りたくなってくるのです。

そうであれば私の理想は、「最高級国産ヒノキ素材の、木目柄を活かした長ーい円柱形」と訳のわからない器になってしまうかもしれません。

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