ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

話し方のいろいろ

同じ内容を伝えるにも、言葉遣いは人それぞれ千差万別で正解はありません。

正解は無いのですが、正確に伝わるか伝わらないかという判断では、きちんと伝わることが正解となります。

話の上手な人は、聞いていても楽で、きちんとオチや結論が整っていて、伝えたい内容も分かり易いものです。

不動産業界に入る前の私は、話し下手で、「話さない方がいい奴」と、よく揶揄されたものでした。

初めて営業職に就いた時の上司に、徹底的に叩き直されたことが、少しは話せる今の自分に変わることができたきっかけでした。

上司はいつも忙しいので、「報告、連絡、相談」は簡潔明瞭に伝えることが必須なのです。

どれだけ短い言葉で正確に伝えられるかということを常に考えるようになれたのでした。

また、事前に相手の返答もいくつか想定しておき、それに対する返答も用意するようになりました。

話を聞く側からすると、言葉を耳で聞きながら、頭の中では「なんの話をしているのだろう?」という時間が長ければ長いほど、話の内容が分からなくなってしまいます。

話し下手な人にありがちですが「何の話?」という大切な部分を、省かずに初めに伝えることで少しはカイゼンするのではないでしょうか。

話し手だけがひとりで盛り上がって話しをしている場合もとても危険です。

会話は相手があって成り立つものですから、聞き手のことを思いながら会話するということが大切だと思うのです。