ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

武蔵一之宮 氷川神社

私の暮らす街には、氷川神社がいくつもあります。小さな時から神社といえば「氷川神社」というイメージで、とても身近な神社です。

秋にはお祭りがあり、参道いっぱいに出店が並びます。昔も今も変わらずの風物詩で、大人も、こども達も、たくさん集まります。

地元の氷川神社は埼玉県大宮市にある「武蔵一之宮 氷川神社」を勧請して創建されたものが多く、今年は是非とも「原点」に参拝に行きたいと考えておりました。

一之宮とは、いわゆる社格の序列みたいなものです。神社の中でもかなり上位に位置します。

武蔵国は、今の埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の一部で構成されていた地域です。

この広範囲にある神社の中で、一之宮と名付けれられているのですから、驚嘆します。

因みに東京都には一之宮はありません。

昔は、東京都よりも埼玉県、千葉県の方が格上で、武蔵国の中心だったようです。

実際の「武蔵一之宮氷川神社」はとても厳格なものでした。

今から二千四百年以上前(弥生時代の初期?)の第五代考昭天皇の時に創建されたというのですから驚きです。

御祭神は、須佐之男命(すさのおのみこと)稲田姫命(いなだひめのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)です。

おおなむちのみことは、あまり馴染みが無さそうですが、神様には沢山の名前があり、別名「大国主神」(おおくにぬしのかみ)は、かの有名な出雲大社のご祭神です。

地元の氷川神社も長い参道がある創りですが、さすが起源の氷川神社の参道はそれよりも遥かに長いものでした。

私レベルで憚られる意見ですが、神社に参拝した時に「何か感じるものが、ある時と無い時」があります。「武蔵一之宮氷川神社」は、言うまでもなく前者の神社でした。