ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

読み解く力

人との会話の中で稀に意図したことが伝わらない違和感を感じることがあります。文脈を読み取れないというか、言葉の表面だけを読み取っているというか、端的に捉えていているというか、そういった人は会話や文章の真意を正確に読み取る力がないので誤解することが多くあります。また、情報を正確に捉えていないためにトラブルが多いことも特筆すべき点です。恐ろしいのは、本人たちはそのことに気づいておらず、もっと言えば「できている」と思い込んでいることです。

国語力のきほんのきは読解力といっても過言ではありません。先ずは会話(文章)を正確に読み解き、それに対する自分の意見を相手に伝えることでコミュニケーションが成立します。「会話」は文章を読むことができた後の上級スキルです。スピード感が違います。文章を読み解けずして真の会話は成り立ちません。※雑談は別。( ´艸`)

例えば、mentorから「人に良くしなさい」と言われたケースで、彼らは「人に優しくする」、「人に優しくするのね、それならできてるよ、電車やバスで席も譲るしね、困っている人が居たら助けてあげるよ」と端的に捉えてしまいす。私ならば、人=大切な人、良くしなさい=大切に親切にと解釈し、親切=徳を積むことでいずれは巡り巡って自分が幸せになることができるのだよ。と相手が教授してくれていると思いますし、それを実際に経験した後には大切な事実を後世へ伝えて行く必要がある。と読み解きます。( ´艸`)

言葉ひとつでもこれほど違う解釈になるのだから、それが会話となれば水面下で恐ろしい結果を生んでいることになります。( ´艸`)

今の時代はスマホ検索で勉強した気になっている大人が多いものですが、語彙力や人間力を高めるには読書が最適解だと思うのです。( ´艸`)

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