ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

買取再販業界

不動産の買取り再販事業は「仕入れ」がとても重要です。不動産を低価格で仕入れる能力があればそれだけで生き抜いて行ける業界です。( ´艸`)

実際に業界内での引き抜きや転職は盛んに行われていて、会社側も「仕入力があれば何でもいい」という風潮さえあります。

ノルマは「月に一件」です。これが最低値。初めの3ヶ月で「タコ」してしまうと会社側も興ざめし、一気に「クビ」の方向へ舵を切ります。

要は、入社してから仕入れルートを確立して行くのでは遅いということです。( ´艸`)

仕入先を創るには「ローラー作戦」といって、足を使って不動産業社を練り歩く古い戦術が用いられます。所謂「挨拶回り」です。( ´艸`)

街の不動産会社も飛込営業をいちいちかまっている時間はありませんので、九割がた門前払いされるか、受付の可愛い女の子にあしらわれて終了です。

運良く営業マンやその上司が対応してくれる機会があれば、それは超ラッキーであり、そこから人間味とトーク力で関係を築いて行きます。

毎日毎日この作業をしていると会話で人の心をこじ開けて行く能力が発達します。どんな人とでも話せる能力です。( ´艸`)

こうして築き上げた仕入れ先の数がある一線を越えると業界内で名前が売れて行きます。「年間1億の利益を出したやつがいる」、「月に3本以上は仕入れている」など。( ´艸`)

私の場合は、ある程度の仕入れ先ができた段階で早々にこの競争から離脱し、独立開業へ舵を切ったのでした。( ´艸`)

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