ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

ポジション

日銀の不意をつく政策発表により今後の日本の未来予想をする経済学者が沢山いますが、彼らは予想が「当たる」か「外れるか」で飯を食べている預言者であり、予想が外れてもダメージは大きくありません。( ´艸`)

一方で、リアル経営者は今後の金利の動向や物価の上昇局面で正しいポジションを取り損ねると戦場から即退場になるので命がけで対応します。( ´艸`)

最近の不動産市況は稀に見る活況ぶりで、不動産価格は間違いなくボックス圏の上部に位置しております。わが社の予想は、今後、不動産価格が下落すると予想して昨年から社有物件を現金化していますが、これが間違いなら大きな損を被ることになります。( ´艸`)

インフレ局面は物の価値が上がっていくのでキャッシュを不動産に換えておこうという機運が高まり不動産が売れて行きますが、一方で、借入重視の投資家は金利が上昇することでキャッシュフローの悪化を懸念し投資意欲が低下します。また、金利上昇の正式発表後には一過性の駆け込み需要が発生します。

わが社はここで一度利確しキャッシュポジションに舵を切りますが、今後不動産価格が上昇してしまえば仕入れが厳しい状況になります。

「下がれ、下がれ」と不動産価格の下落を望む不動産屋というのはなんとも世知辛い話なのです。( ´艸`)

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