ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

老後の為に

働き盛りの世代は、仕事も趣味も忙しく、漠然としか老後の事など考える暇はありません。

ましてや、なまじ身体が動くものだから、老後のイメージがクッキリと見えてこないものです。

昨年は、特に高齢者の運転事故の報道が各局でたくさん報道されました。

飲食店を営んでいた私の親も、引退を境にだいぶ老齢化し、判断力や身体能力の低下を年々感じさせるようになりました。

そんな父を観察していると、あることに気づきました。

周りの友人が他界、施設入所、遠方の家族に引き取られる、等で急に激減してくる。

外出する機会が普段の買い出し位しかなくなる。

雨の日は滑って危険なので、外出しなくなる。

視力が落ちてきて、読書がおっくうになる。

人と話す機会が少ないことで世離れ状態になり、刺激を受けることも少なくなる。

何かしたい、どこかに行きたい、これが欲しい等の欲がなくなる。などです。

私は最低でも80歳位まではバリバリ旅行に行っている老人を目指しておりますが、もしかすると、私も父同様の老人になるのかもしれません。

そうならない為には、ある程度今から準備する必要があるわけです。

コミュニティーに参加する、自分も含め知合いを今からテレビ電話に慣れさせておく、心身ともに鍛える、目を大事にする。趣味をつくる。等、沢山やることがあるのです。

最近は、将棋を少しづつ勉強しております。幼い時は周り将棋の方が好きだった程度ですが、スポーツ等リアルな勝ち負けが好きな私にとって、将棋は日本人らしくあり、戦国時代の軍師になりきって真剣勝負ができるこの上ないツールだということに気づいたのです。