ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

俯瞰してみる

親として、経営者として、子供やスタッフをどう捉えて、どう接することが最適なのかということに気づくのは、自分の人生にとっても重要なことだと思います。

S人とN人の話と似てきますが、「厳しい人の下には穏やかな人」、「ボケっとしている人の下にはしっかりとした人」、「あまり話さない人の横にはおしゃべりな人」、「無能な上司の下には有能な部下」という構図が自然律的にあるのだろうと思います。

私が尊敬する有名な経営者の方は「全ての従業員と対等に接する」を徹底しているそうです。新人でも社員でもパートでもアルバイトでも全ての人を人として対等に接するのだそうです(会社は大繁盛しています)。

恐らくは、その方でしかできないレアなケースで、上記の自然律に当てはまりません。真似することも難しそうです。

親同士ではあまり評判が良くない「放任主義の親」の子供は、意外と自立してしっかりとした人に成長するケースも多くあるそうです。

逆に、教育熱心な親の子供は「すねかじり人」となり親離れできない人になってしまうこともあります。

人材教育論としては、大日本帝国連合艦隊司令長官山本五十六氏の名言で、

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

この三つの言葉で全てが完結してしまいそうなくらい、ズバリ的を射ています。

細かいことは言わずに、上記の名言のように立ち振る舞い、上空から高速道路を見下ろすように「俯瞰してみて」車線をはみ出しそうになったときにはレーンアシストしてあげるくらいで良いのかもしれません。

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