先日、実父が77歳の誕生日を迎えました。客商売を引退してから早5年が経ち、今は隠居生活を満喫しているせいか、見栄えも気にしなくなり、一気に老け込んだように思えます。
本人の話では「楽しいことも辛いこともなく、ただ淡々と毎日が過ぎて行く」そんな穏やかな日々だそうです。
物欲や行動欲もないので欲を満たせない辛さもなく、唯一の楽しみは子供や孫と会って話す事くらいで、それも時々で十分だそうです。
かく言う私も、見るもの全てが真新しく刺激的で感動する年頃を卒業し、楽しみと言えば、家族と過ごす時間と旅行くらいなもので、精神的には父より早くジジイ化しているように思います。
コロナの影響で、我が家にとって最後の運動会(小学校)も開催されず、子供と一緒に参加する親子競技は無念の卒業となりました(淋しい)。
そう考えると、子供が何かの競技を続けていれば、親はその姿を見続けられて幸せだろうと思います。子供からすれば、頑張っている姿を親に見せ続けることは、真の親孝行かもしれません。
親を心配させない為に「現状維持で変わらぬ毎日だよ」という報告するのではなく、些細な出来事でも会話にして「あーでもない、こーでもない」と沢山会話することも、親が喜ぶ=親孝行なのかもしれません。
今ある自分は、自分を取り巻く環境があってこその賜物だということを再認識して、その御礼として親や妻や子供にたくさん孝行しなければなりません。( ´∀` )
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