ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

自分のスタイル

数人の会社の社長であれば経費として落とせる「役員報酬」は高め一杯に設定してもおかしくありません。

会社にお金を残しても自由に使える訳ではないし、それならば個人に落として自由に使えた方が気も楽だからです。

法人と個人どちらにお金を残すか。このテーマを深堀して行くとどちらも一長一短なことに気づきます。経費、所得税法人税、贈与と相続税役員報酬など。「長期で見た場合の自分と会社のスタイル」に合う方策を練り、その都度柔軟に対応して行くことが望ましいのではないでしょうか。

現在、わが社の役員報酬は「低め」です。その分、内部留保が少しづつ厚くなり財務体質が強固になりつつあります。内部留保といっても、この商売なら数か月分の利益くらいのものですが、小さなわが社には大金です。わが社は省エネ体質の会社なので、そこに「お金が減らない強み」が加わると内部留保の価値が俄然上がるのです。

「稼ぐ仕組み」と「減らない仕組み」、わが社で言えば後者が先行しています。普通の会社とは少し違う考え方です。

減らない状態で稼ぐとどうなるか。そうです、貯まる一方なのです。このサイクルが整うと仕事を選べるようになります。嫌な仕事は無縁となり、仕事も人間関係もストレスフリーに突入します。

わが社もまだまだ盤石とは言えませんが、ストレスフリーに向けて少しづつその階段を上って行きたいと思うのです。

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読書

次女恒例のブックオフで6000円近く本を買わされました。先日TVで知った「望郷太郎」という漫画を買うのが目的でしたが、随分高くついてしまいました。( ;∀;)

「リボーンの棋士」という将棋漫画の6巻がたまたま売っていたのはうれしい誤算でした。妻は、何千円もするインテリアの本を200円でゲットすることができてご満悦です。

本は人生に彩を与えてくれます。時に大きな転換をも与えてくれます。私がオーストラリアへ行こうと思ったきっかけもある本を読んでのことでした。高橋歩氏の初版「毎日が冒険」です。著者の自由奔放な生きざまに、当時とても感銘を受けました。( ´艸`)

「取敢えずやってみよう」という行動指針も、この本から得たものです。たった何千円の買い物で人生が大きく変わってしまうのも「本」の魅力です。

漫画を読むのも賛成派です。二人の帰国子女がそれぞれ裏の社会と表の社会の頂点を目指す「サンクチュアリ」という漫画から「カッコいい男像」を得ましたし、春秋戦国時代をテーマにした「キングダム」から三国時代以外の中国史の面白さを知りました。

漫画大国日本に生まれたことはとてもラッキーです。今ではスマホで読み放題もありますが、如何せん視力の低下が著しいので、できるだけ紙媒体を利用しようと思っています。

冒頭で紹介した「望郷太郎」は現在5巻まで出版されているそうです。ゆっくり中古で集めようと思います。( ´艸`)

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簡素な暮らし

簡素な暮らしは「静」を生みます。物も少なく音も少なく、とにかく静かです。私は、貧乏暮らしではないシンプルライフに憧れています。お金はあるけど、不要なものは買わないし、欲しいモノを買ったら大切に使う。そんなイメージです。

officeで毎日飲むコーヒーのカップは娘たちが通った小学校の60周年記念品です。シンプルで大きさも程よく、実に使いやすい。何年も同じものを使っています。

チタンのペーパーナイフは8年ほど前にグァムで買ってきたお土産です。失くさないかぎり一生使っていると思います。

手を洗う時に水を出しすぎないだとか、飲む分だけコップに注ぐだとか、人のいない部屋の照明は消すだとか、とても些細な行動ですが実際にやってみると心が安らぎます。

神社へ参拝するのもシンプルライフの一環です。行くだけで厳正な気持ちになれるし、お礼のできる人間に成れます。そしてなにより神社自体が静かで奇麗でシンプルです。

まだ使えるものを捨てたり、人の分まで奪い取ったりしないで、動物のように必要な分だけ取ったら終わりにする。地球の恵みに感謝して大切に頂く。こういった思考で生きていたいと思っています。

モノを増やさずシンプルに、必要なものだけを集めて大切に使う。とても気持ちのいい生活です。

是非、我が子らにも「シンプルライフ」を理解し実践して頂きたいものです。

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やらないこと

月日が経つのは早いもので今年も残すところ4か月となりました。社用車を10年ローンで購入したのは2年前。長女が16歳の頃です。その頃は気にも留めていませんでしたが、ローンを完済する時には長女は26歳になり、もしかすると結婚している可能性だってあるわけです。下の子二人も成人していて、「子育て」が終わり、新たなステージで生活しているかもしれません。

自分の身の丈以上に着飾って見栄を張る人生を夢見ている歳ではないのです。

毎日を楽しく過ごし、自分に投資し、ストレスの無い生活を維持し、健康で、家族と友人を大切にし、美味しいお酒を嗜む。あとは、読書と旅行とサーフィン。

贅沢に聞こえますが、これが私の理想です。逆に、これ以外のことは「やらなくていい」のです。

何でもかんでも首を突っ込んでいたら「大切なこと」がぼやけてしまいます。有限な時間を大切に上手に使うには、「やること」を決め、「やらないこと」に手を出さないことです。

私がやらないと決めたことの中に「ゴルフ」があります。職業柄、これまで嫌と言うほど誘われました。結婚当初に義理父と打ちっぱなしには行きましたが、コースに出たことはありません。決してゴルフが嫌いと言う訳ではなく、単に私のやりたい事の中でゴルフの優先順位が低いだけなのです。ゴルフをやる時間があるなら読書をしたいと思ってしまうのです。

また、「波長の合わない人とは付き合わない」これも徹底しています。若い頃は人脈を広げなければならないと勝手に思い込んでいましたが、この思い込みを捨て去ると人生が楽になり、使える時間が増えることに気づいたのです。

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前期の総括

本日、顧問税理士から決算報告を受けました。法人税等の納税も済ませ、第8期を総括致しました。このコロナ禍の中、前年に比べて業績は良かったようです。( ´艸`)

今、仮に税務調査が入った場合、なにか「まずい」ことはありますか?との私からの問いに対し、「全く問題ないです」と、素敵な回答を頂きました。( ´艸`)

業態をシンプルに保っているので、勘定科目が増えることも無く経理もシンプルです。その為、節税方法にも限りがあり、納税に関しては「仕方なし」と割り切れるようになりました。

自宅兼オフィスで、通勤費もなし、役員報酬も少なめ、この環境で業績が悪かったら「世紀のアホ社長」です。( ´艸`)

第9期の方向性も決まり、年末に向けて躍進したいと思っています。

わが社の決算時期を把握されているのか、タイミングよく未だ付き合いのない金融機関から融資の打診がありました。できたてほやほやの決算書を見せろと言う訳です。コロナ対策で2本借入しているものも手付かずなので、今借りたところで使い道が無いのですが、担当者の押しに負けて渋々承諾しました。

融資限度額1000万円、融資期間8年間、据置期間2年以内、金利当初4年間負担なし、信用保証料本人負担なし。の好条件です。

新規顧客の審査を打診するだけでも、上司に対して「やっている感」を出せるのでしょう。さて、審査の結果はどうなるのでしょうか。

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お金の増やし方

がむしゃらに働いていた頃は、自分で思うよりコスパが悪かった記憶があります。「お金は追うと逃げる」と言いますが、お金を追うが為に無駄な動きが多くなってしまい出費も嵩み、結果的に「お金が残っていないぞ」という現象が起きました。

その負のスパイラルから抜け出すきっかけとなったのが「不動産投資」でした。キャピタルゲイン(売買益)とインカムゲイン(配当益)の2つの選択肢は使い勝手が良く、副業ににはもってこいだと確信しました。

株式投資は一張一弛しながら運が良ければ資産が増えて行きますが、不動産投資(インカムゲイン)は毎月定額の家賃が振り込まれ、見る見るうちにお金が貯まって行きます。がしかし、賃借人が退去した場合、原状回復費用に数十万~数百万かかり、空室期間中は無収益になります。( ´艸`)

本業は怠らず、空き時間と休日をフルに使って友人と2人でチャレンジした千葉県の戸建賃貸投資がありました。

LDKの戸建内は残置物で満載。リビングは雨漏りで足首まで水浸しの悲惨な状態でした。産廃屋さんを呼ぶと高くつくので、毎週のようにゴミ処理場へ通ったものです。クロスと外装塗装以外は基本的にDIY。サーフィンにも行けない本末転倒な時期を過ごしましたが、最終的に大きな利益となって戻ってきました。\(^_^)/

その時の利益分は今も資産の一部として残っています。そして、そのお金を再投資し続けることで、理想の暮らしを実現できると勝手に信じ込んでいる私がいるのです。

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未来を築く

今、我々が平和で安心・安全な生活を営むことができているのは「日本の先人たち」のおかげです。我が国も少し前までは内乱や世界大戦をしていたのだし、皆が当たり前だと勘違いしている「平和な日常」は、まだ100年にも満たないのです。国軍が自国民を虐殺している国だってあるのが今の世の中です。この自由な国の平和な時代に生まれたことは超ラッキーなのだから、存分に楽しもうではありませんか。( ´艸`)

とういうのが大局(マクロ)観です。しかし、悲しいことに日々の生活の中では「早く支度しなさい」だとか「宿題しなさい」だとか超ミクロな感情ばかりに囚われてしまいます。( ;∀;)

子供達に今と変わらず平和な日々を送ってもらいたいと願うのであれば、我々が「選挙」に行き、「まともな人間」を選び、この国を動かしてもらうしかありません。冗談でも「アホな人間」に投票してはならないのです。( ´艸`)

「忙しい」だとか「どうせ何も変わらない」だとか言っている場合ではありません。そもそも、この平和な日常が変わらないのであれば「とても良いこと」ではありませんか。変わらないようにしてくれる人に一票を入れましょう。

10月5日公示が有力視される衆議院選挙。そこには子供たちの未来がかかっています。今ある平和な暮らしは先人たちのおかげ、未来の平和は私たちが築く。このことを忘れてはいけないのです。( ´艸`)

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国家資格

もう10年以上前に取得した「賃貸不動産経営管理士」という民間資格があります。当時は2日間の講習と最終日のなんちゃってテストを受けるだけで資格を取得することができました。

お勤め人だった当時の私は、この民間資格ができるという情報をいち早くゲットし、一番初めの講習に参加して資格を取得したのでした。( ´艸`)

この世の中には民間資格が腐るほどあって、取得したところで主催者が消えてなくなるなんてことも日常茶飯事です。取得しても意味のない資格も多く存在します。

私の場合は民間資格の取得が目的ではなく、その資格を取得するうえで行う「勉強」に重きをおいておりました。

そうでもしなければ勉強しようなどとは思わない性分だからです。( ´艸`)

勤めながらの丸まる2日の講習は結構しんどかったことを憶えています。会社側も、そんな民間資格を受ける時間があるなら「外回り営業でもしていい案件を持ってこい」というスタンスでした。( ;∀;)

そんな誰からも支持されなそうな民間資格が驚くべきことに今年の6月から「国家資格」に格上げされたのでした。Σ(・ω・ノ)ノ!

資格取得者には業務管理者移行講習用のテキストが送られてきて、ネット上の講習を受けるだけで移行完了となり、国家資格取得者となります。とてもラッキーです。

国家資格になってしまったからには、これから受験する人は勉強が大変だろうと思います。

資格は「できたてほやほやの時」が一番楽に取得できるという話なのです。

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制度の是正

消費税は「間接税」と言って、税金を負担する人と納税する人が異なる税金です。負担するのは消費する側で、モノやサービスを提供する側が消費税を預かり納税する仕組みです。預かる側は法人・個人それぞれあり、課税事業者と免税事業者という違いもあります。

課税事業者は、サービスの対価である「売上」に含まれる消費税から、仕入れをした際に支払った消費税を差し引いて納税します。免税事業者は納税義務が無いので、差額消費税分の得をしていました。

しかし、2023年10月1日から施行される「インボイス制度」によって、免税事業者のメリットが消し飛びます。

インボイス制度を要約すれば、「今まで得をしてきた免税事業者にメスをいれてやるぞ」という制度です。

取引先の属性によっては、「課税業者登録していない業者には仕事を出せないよ」と、ならざる得ない仕組みになっております。課税売上が1000万円に満たなくても、課税業者登録しなければ仕事が貰えない時代がやって来るのです。

そもそも、人の払った税金を自分のモノにできる制度自体がおかしな話だったのです。

とは言え、わが社も設立から2年間はその恩恵を受けていましたが。何か?( ´艸`)

今後も、そういった「制度の欠陥」は随時、是正されていきます。同時に、新しい制度が誕生し、そこに欠陥が生まれます。

今しか活用できない仕組みをもっと取り入れて、お得に生きるのもアリなのです。

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今日のランチ

お勤め人だった頃、唯一リラックスできる時間は「お昼のランチ」でした。お弁当を持参していた時もありましたが、コミュニケーションを取るべく可能な限り同僚や部下とランチへ行ったものです。もちろん1000円を超すようなランチは論外でした。( ´艸`)

数あるランチの中でも「焼肉屋のランチ」は王様のような存在で、1000円以下で食べられる焼肉ランチは同僚間でマル得情報として大いに話題になりました。

飲ミニュケーションの場合は安月給でも見栄を張り、先輩払いの鉄則を守っていましたが、ランチのお会計は別々です( ´艸`)。そんなところもリラックスできる要因でした。

新しいお店を見つけては率先してチャレンジしました。当然、ハズレの店も多々あるのですが、「失敗も経験のうち」と訳の分からないプラス思考で楽しんだものです。

お勤め人は一日1000円の枠が基準となる場合が多く、予算内で、昼食、ドリンク、たばこのバランスを取ります。

私は(-。-)y-゜゜゜を吸わなかったのと、ホットコーヒー(ブラック)が好きだったので(会社にポットあり)、皆より少しだけグレードの良いランチを食べることができたのでした。( ´艸`)

ひとり淋しく牛丼で昼食を済ました時は200円~300円が翌日に繰り越され、それを一週間も継続すれば数千円の自由なお金が財布に残り「ムフフ」と、ひとりでニヤケていた頃を懐かしく思います。

少しだけ余裕がある今の生活も、当時の金なし貧乏生活も、どちらも素敵な人生だと思うのです。

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