ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

自分で自分のケツを拭く

信頼できる人というのは、「自分で決めて自分で実行して自分で責任を取る」という経験を数多くこなしてきた人だと思います。

私話ですが、企業戦士だった頃でも、何かを提案し実行し、その結果が最悪だった場合、責任を取って辞める覚悟はいつでもできておりました。(辞める事が責任を取ることではないのですが)。しかし、その位の覚悟を持って仕事に取り組まなければ、上司も、取締役会も社長もお客様も、動かすことができないのです。

自分で自分のケツを拭いてきた人は、決断からその結果に至るまでの全てにおいて責任感があり、「任せられる人」なのだと思います。見た目では分かりづらいのですが、人の提案に乗っかり、一緒にやった気になっている人とは雲泥の差があるのです。

信頼できる人というのは、人より場数をこなす過程で、沢山の失敗を経験しています。

小さなことでも沢山のことに果敢にチャレンジし、失敗しては検証し、改善し、更に前に前に進んでいきます。新しいモノやサービスにも敏感です。新製品や新サービス等は成熟していない分、早期に手を出すと損をする可能性もあるのですが、多少の損などは自分の成長の為の学費程度にしか思っていないものです。

要するに、経験することで得られた沢山の実証結果を自己所有しているので、上っ面だけではない、深みのある人に成長するのです。

そのチャレンジ精神と経験値が人に信頼される一つの要素なのだとすれば、歳を取っても、どんどん前向きに取り組んで行きたいと思うのです。

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