ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

お金を使いたくなる瞬間

この世の中は、日々、慎ましく暮らしている人が大半だと思います。日本においては労働時間が長く、自分時間を確保しづらいという環境も合わさることから尚更です。

世の中は上手く構成されていて、並大抵のことをしない限りは中流階級上段でさえもたどり着かない仕組みになっています。

時間と賃金と賃料と生活費と税金のバランスが、下流階級いわゆる「そこ」になるようにコミットされているのです。

国税庁民間給与実態統計調査」の結果では年収500万円未満が69.11%という結果になっていることからも、日本人の約7割が慎ましい生活を余儀なくされる実態が垣間見れるのです。日本は企業戦士や公務員が多い国なので、年2回のボーナスが上記年収に加味されているのであれば、月収は更に低くなりますので、「お弁当・水筒」持参の人が多いことは頷ける結果です。

私が、日本人として生きていて思うことは、「我慢して我慢してパーっと!」という暮らしのスタイルが潜在意識の中まで浸透していることです。

同時に、どうすれば、アンダークラスが「我慢しない我慢しないパーっと!」となれるようになるのかを考え続け、現在は道半ばのところをウロウロしています。

ところで、日々慎ましく生活している人々の財布のヒモが緩くなる瞬間があります。

それは「臨時収入」を得た時です。ライフスタイルに組み込まれていない収入なので、少しくらい使っても全然OKなのです。

今回のコロナ対策で「持続化給付金」「特別定額給付金」等様々な臨時収入が入ってきます。しかも結構な額です。全国全てで緊急事態宣言が終息するタイミングで、家庭に臨時収入が届けば、人々は意外にパーっと使い初め、景気ももとに戻っていくのではないかと夢を見ているのです。

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