ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

年収

年収1000万円というのは何となく区切りの良い目標であり、20代30代の多くの男性が持つ夢でもあります。

しかしながら、実際には随分と前がかりで攻め一辺倒な諸刃の剣のような危険を伴う目標です。

稼ぐ一辺倒の目標はあらかた税金の事は度外視している場合が多く、一番肝心な手残りキャッシュについて語られないからです。

また、たまたまその年に成績がギュッと詰まって目標達成したというのも論外です。継続してナンボだからです。^_^。

目標達成への道順としては、先ず初めにディフェンスを強化することに意識を集中し、資金の流出を最小限に止めて、必ず収支のバランスはプラスにし、先取り貯金で貯めた資金を再投資しながら本業に全力で取り組むことです。

収入ポケットは複数あった方が有利です。例えば、家賃収入で200万円、株収入で100万円、本業で700万円など。資金の再投資により不動産と株による収入が増せば、本業の仕事も良し悪しを選べるようになりますし、その頃には心にゆとりも出てきますから本業も絶好調なケースが多いものです。。^_^。

つまるところ、年収とは本業の稼ぎやサラリーだけでは無いということです。

そして、1番重要な手残りキャッシュの額がその先の命運を分けます。

200万円残す人と600万円残す人ではセミリタイヤまでの年数が3倍どころか数十倍早まります。それは、資本主義の秘密兵器である「複利」の力が働くからです。投資を勉強した人が自ずと再投資したくなる所以なのです。^_^。