ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

どちらが好きか

売上が大好きな銀行からお金を借りる為には、毎月の売上げが肝になります。業種にもよりますが、基本的には売上げを上げれば上げるだけそれに比例して販管費も上がり、やる事が多くなっていきます。

借入は麻薬のようなもので、いつの間にか体が慣れ、当たり前となって行き、遂には「借りれるだけ借りた方がいい」という思考が定着します。

その間に、(会社)所帯も大きくなっているので手元資金が無いと不安に駆られます。

毎年、総資産が増え、純資産が横ばいの状態であれば、少し危険です。所帯(会社)だけが大きくなっており、本来大切な純資産が増えていないからです。

ひとり社長は、売上よりも総資産よりも純資産、キャッシュフローで残った自由の利くお金の数が最も重要だと考えているのです。

しかしこのスタンスは、バリバリの起業家からすると、そもそも大きな借入もできない陳腐な経営者の「負け犬の遠吠え」に聞こえるのです。

しかし、問題はどちらが正解という話ではなく、「どちらが自分に合っているか」の判断で良いのだと思うのです。

ひとり社長は、そもそも従業員の生活を背負うのも、解雇するのも、面倒で嫌だから、このスタンスに行きつき、その範囲内で高パフォーマンスを叩き出す為に日々試行錯誤しているのです。

固定収入で販管費を撒かない、不定期売買収入で純資産を増やしていくことで、安定経営の基礎が固まりそうです。純資産が増えれば、それを原資に投資不動産と再販不動産を同時並行して買い増ししていこうと思うのです。やることはシンプルなのです。

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