ひとり社長の家は、中古の賃貸併用住宅です。9年前に購入した時にはボロボロの猫屋敷でした。前所有者のご家族は高齢の母と娘さんが3人、合計4人で住んでいたそうです。
賃貸として貸し出せる部屋が2つ別にあります。また、自宅で不動産会社の免許を取得するには、自宅の玄関とは別に事務所専用の玄関が必要(自宅と事務所は分けなさい)というルールがあり、家を新築するならともかく、中古物件でそのような条件を満たす物件は中々出てきませんでした。私の家探しも例にもれず、不動産業界で働いていたにも関わらず、この物件に出会うまでに5年位はかかったのです。
予算も関係し、全てが叶う物件ではありませんでしたが、８０％位は条件を満たし、一応満足しているのです。
お陰で随分と生活も楽になり、向上し、助かっています。
賃貸部分の一部屋分の賃料だけでも、1年で70万円弱のお金が貯まり、仮に2部屋貸していれば(1部屋は妻の手芸教室)2年で300万円も貯蓄できます。
その他に会社の事務所(小さい)があり、会社の支払う家賃や駐車場費が外に流出せずに済んでいますし、なんといっても通勤時間がありません。
都内のワンルームマンションを投資用として購入する場合、スペックの低い物件でも500万円位はしますから、購入価格ー2部屋分(1000万円)＝自宅価格となり、随分お得に購入できたと思っています。
しかし、日当りは余り良くなく、バルコニーも無い等、それなりに不便なところもあるのです。そうであれば、やはり第二拠点目をつくり、不満要素はそこで満たせば良いのではと思っています。理想のデュアルライフです。
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