ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

想い出

結婚して間もない頃は、金銭的にも時間的にも余裕が無く、毎日馬車馬のように働いていました。

お部屋の紹介業、いわゆる「賃貸客付け専門店」で働いている時が一番きつかったように思います。

完全歩合制で、月収がジェットコースターのように乱高下していました。安定した生活を送ることなど到底無理な就業規定でしたし、スタッフの入れ替わりも激しかった職場でした。

それが当たり前になってしまうのも怖い話なのですが、当時は稼ぐことに必死だったので、自分で自分を洗脳してでも結果に拘っておりました。

それでも、最高順位は2位でした。1件単価6~7万円の仲介手数料で1ヶ月300万円を超えたのは、それが最初で最後でした。月に45件位の成約だったと記憶しております。

イチロー選手ですら打率4割は難しい訳ですから、打率3割計算でも150人の案内を一人で熟していたことになります。

お部屋の内見、メール返答、管理物件の物出し、広告制作、契約書の作成、契約業務、数字の管理等も並行して行っていたのですから、正に超人的に働いていたことになります。記憶が曖昧ですが、その月の給料は120万円位だったと思います。入社当初は手取り12万円が半年ほど続いた記憶があります。正にジェットコースターです。

それまでは、他人と話す事が苦手な私でしたが、それを克服できたのもこの頃です。

周りが見えなくなるほど必死になって仕事をしている時が一番成長しているのだろうと思います。過去の自分に「良く頑張った」と褒めてあげたいものです。

「ひとり社長の備忘録」毎日更新中! ★いつも当ブログへお越しくださり有難うございます★