ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

理想の生活像

最近、娘と娘の将来について話をします。どんな職業に就き、どのような生活を送りたいか、おぼろげ乍ら将来の自分像を描き始めているようです。

どんな仕事が自分に合うか?などということは、実際にその仕事に従事してみなければ分からないのですが、社会を知らない学生の段階で方向性を定めなければならない世の中のやり方は、少し強引に感じます。まあ、仕方のないことですが。

再就職時の面接において、履歴書の内容が転職を繰り返しているものだと、細い目で見られます。「長く続かないだろう」とか「辛抱ができない人間」という先入観で見られてしまいます。石の上にも3年という言葉で括られてしまうと、最低3年縛りに陥り、高卒で社会に出てから30歳までの間に4業種しか体験できません。その中で自分に合った業種が見つからない場合、その後は年齢的に転職も厳しくなって行き、ワーキングプアになる可能性が高くなります。

そうであれば、学生の段階で方向性を定め、その道一本で行く方が専門性も高まり、手に職が着く可能性が高まります。

嫌な仕事でも続けて行くうちに好きになることもあります。仕事も慣れてくると手の抜きどころが分かり、無理に力を入れずともそれなりの成果が出るようになり、成果が出ると報酬も上がり、その仕事が好きになると言うわけです。

いずれも仕事の話であり、手段の話です。その上に自分の理想の生活像というものがなければなりません。自分がどのような人になり、どのような生活を送りたいのかということを明確にすることが大切です。

家賃収入で安定基盤を作り、自分がどこにいても仕事ができる環境、損益分岐点を低く保ち、内部留保が厚い無借金経営、そして家族と過ごせる自由な時間。このような理想を追い求めているうちに、今の立ち位置に辿り着きました。

是非、娘たちにも「理想の生活像」が叶う職業についてもらいたいと願うのです。

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