ひとり社長の備忘録

小さな会社経営・自由に暮らすひとり社長のブログ

エンドロール

以前、このブログにも書いた「かぼちゃの馬車事件」の話ですが、わが社が手掛ける宿泊業務の拡大に寄与したのがこの事件でした。

簡易宿泊所としての管理運営委託を請けたのはエアビーの日本法人が設立したころ、いわゆる民泊のはしりの時期に重なっていて、かたや保養所目的で江の島近くの平屋を購入することになり、ただ遊ばせていては勿体ないという理由から民泊に乗り出し、簡易宿泊所の許可を受けて正式に宿泊業に乗り出したのもこの時期でした。

当時、かぼちゃの馬車事件によってシェアハウスを高買いしてしまったオーナーからの相談が相次ぎ、シェアハウス→宿泊施設への事業転換のやりがい、救済措置という気持ち、双方の利害が一致したという理由から管理委託を請けたのでした。

今月末、最後の宿泊施設の契約が満了し建物をオーナーへ返還します。一つの時代が過ぎていく、安堵と淋しさの感情が交差します。

正直なところ儲かりはしませんでしたが損もしませんでした。スタッフは全盛期で15人程度でしたが、入れ替わりも含めて50人近くの人と出会いました。

常連のお客様にも恵まれて、共に食事をしたりお酒を呑んだりと、沢山の色濃い思い出を残すことができました。とても大変でしたが充実した毎日であったことは間違いありません。( ´艸`)

オリンピックの某国代表団の受け入れにともない何千万円という大きな契約を締結したことも良い思い出です。※延期になり大変な思いをしましたが。

兎にも角にも約10年に及び携わってきた宿泊業はこれで手じまいとなります。

すっきりしとした気持ちで次の新しいビジネスへ邁進して行きたいと思うのです。( ´艸`)

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