今年の「ひな祭り」は残念ながら不参加になります。ひとり社長は二人の娘がおりますが、普段から二人には「学生を終えた時点で独立してください」といつもお願いしております。
親としては、ずぅーと一緒に居たい気持ちと自立させる役目とがあり、未来は不確定ですが、一応今からアナウンスはしっかりしておこうと思うのです。
ひな祭りは「桃の節句」です。五節句のひとつです。因みに五節句ですが、
1月7日「人日(じんじつ)の節句」七草粥を食べて1年の豊作と無病息災を願う。
3月3日「上巳(じょうし)の節句」ひな祭りで女の子の誕生と成長を願う。
5月5日「端午(たんご)の節句」こどもの日で男の子の誕生と成長を願う。
7月7日「七夕(しちせき)の節句」短冊に願いを込めて笹に飾ると願いが叶う。
9月9日「重陽(ちょうよう)の節句」菊の薬効により健康を願う。
いずれも中国から輸入された季節の節に行う行事を日本風にアレンジしたわけです。
ふと、「2月3日の節分」は5節句ではないのですね?となるのですが。
節分は「立春、立夏、立秋、立冬」のそれぞれの前日を指します。基本的には季節を分ける言葉です。立春の前の日の2月3日の豆まきも中国から輸入されたもので、平安時代に追儺(ついな)という鬼を払う行事に変化したようです。
これにバレンタインデーやハロウィン、クリスマス等をどんどん加えてくるのですから、日本人は変なところで柔軟というかミーハーというか面白い人種と思えるのです。だから忙しないのかもしれません。
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